風野灯織の特徴は?ボリュームのあるハーフアップの黒髪が印象的な、高校1年生のクール系アイドル


概要
アイドルマスター シャイニーカラーズ』に登場するアイドルの一人で、283プロに所属し、櫻木真乃、八宮めぐるとともに3人組アイドルユニット「illumination STARS」を結成している。
他シリーズの如月千早や渋谷凛と同じ「青の系譜(青色の顔役ポジション)」に属する。
人物


ボリュームのある黒髪をハーフアップにした高校1年生のクール系アイドル。自分が納得するまで努力をやめないストイックな性格。都内のマンションで両親と家族3人で暮らしている。
W.I.N.G.版では、すでに事務所オーディションに合格しためぐる、幽谷霧子、園田智代子、有栖川夏葉とともに、ドキュメンタリーの選考委員として登場する。
夏葉、月岡恋鐘、黛冬優子、緋田美琴と同じく、283プロ内(灯織の場合は「イルミネーションの3人」の方向)でトップアイドルを目指した一人である。
『週刊イチオシ!特別企画283プロ独占インタビュー』では、八宮家でお泊りした後、真乃と「3人が進学したらルームシェアして一緒に暮らしたい」という夢を語る。
久しぶりに父親と再会した彼女は、真乃とめぐるにプレゼントについて尋ねるが、母親のことは一切出てこない。しかし、母親についての言及がないことから、咲耶と同じ親子ではないかと推測する声もある。しかし、限定サポートSSR【水面を仰いで海の底】に母親が登場し、父親と同じく多忙で帰宅がいつも遅いことが明かされた。
そんな家庭環境のため、モーニングコミュでは当初から「ほぼ一人暮らし」と発言しており、家事もこなせている。
報酬サポートSSR【宝石色のしおり】では小学生の頃からすでに料理を作っていたことを明かし、シナリオイベント『Catch the shiny tail』(2019.1.31~)では餃子を焼く際の油の量や時間を計算する几帳面さを披露。一緒にいためぐるを驚かせたほどだ。シナリオイベント『青のReflection』(2021.4.1~)では、料理上手な真乃に褒められるほどおいしい紅茶を淹れてくれた。また、プロデュースSR【落下予測地点】のライブ衣装「クッキングアイドル」は料理番組のもので、料理番組の常連でもあるようだ。
Landing Point編の回では、勉強中の眠気覚ましに子供の頃からブラックコーヒーを飲んでいたことを話し、同じくコーヒー好きのプロデューサーにたしなめられた。
そんな彼女のひたむきな向上心が報われたのか、プロデュースSSR【柔らかな微笑み】のTrue Endでは、プロデューサーから「仕事のオファーが殺到してるぞ。雑誌の表紙やグラビア取材、歌番組出演依頼と……大忙しだ!」とプロデューサーはその状態を喜んでいた。
クールでストイック


プロデューサーに対するクールでストイックな態度は、「青の系譜」の先輩である如月千早に似た印象を与える、
・実は小柄。
・家事が得意。
・ジンクスや占いを気にする(作中や4コマ漫画第3話「フル装備」では星座占いまで気にする)。
・元々ファッションセンスが良い。
・元々アイドル志望。
知れば知るほど、その違いがはっきりわかる。
本作では各アイドルの強属性という概念はないが、G.R.A.D.版での灯織のサポートカードはビジュアル属性に分類されていた。初期の灯織のRカードもビジュアル属性に特化している(真乃はボーカル、めぐるはダンサー)。
性格は真面目で誠実、何事にも手を抜かず全力で取り組む。しかし、我慢(手加減)することが苦手で、力を入れすぎたり、深読みしすぎたり、回りくどい言い方をしたりと、失敗も多い。コミュ障の傾向があり、日常会話では言葉足らずで言いたいことがたくさんあることが多い。率直に話すと、クールな顔立ちから高圧的に聞こえ、相手を思いやるあまり引っ込み思案になる。
事務所内でもスマートフォンにはまっており(少々スマホ依存気味)、流行の音楽を聴いたり、きれいな景色を探したり、他のアイドルのファッションをチェックしたりしている。
4コマ漫画の第33話「言葉足らず」では真野に間違ったアドバイスをし、第34話「友達を作る」では真野へのハグ攻撃が完全に怪しい。公式コミカライズ版の第1話でも初登場時に挙動不審だった。
限定応援SSR【永遠の方程式】では、元気のなさそうな真乃にお菓子を作ってあげたり、ユーモアを見せようとして盛大にスベったり、サプライズにうまく反応できなかったりと、残念なところもあるが、283人の仲間やファンから愛され、応援されている。283人の友人やファンに支えられながら、少しずつ自分を受け入れていく姿に多くのPが深い感動を覚える。
背が低いので中学生に見られがちだが、艶やかな黒髪とスタイリッシュな髪型、右の口元の小さな艶線、普段着からチラリと見える胸元が大人の色気を感じさせる。本人は気づいていないようだが……?
最初の公式ガイドブックでは「容姿端麗、成績優秀、アイドルになる前は学校の男子生徒の中では高嶺の花的存在だった」と紹介されている。プロデュースSSR【黒百合前で待ち合わせ】(作中SNS)でも、ファンから「いい顔」「綺麗な顔」と評されている。
特にウェーブのかかった髪はかなり美しい印象を与えるようで、ホーム画面での会話では大崎甘奈と冬優子が「灯織ちゃんの髪、綺麗」と絶賛している。
しかし、そんな美少女扱いされながらも、「まだまだ足りないところばかり…」という台詞からもわかるように、まだまだなのである。アイドルになる前、彼女は「努力すればするほど、力の無さを思い知らされ…自分のことが大嫌いだった」と語っている。
中学生の時、文化祭でアイドルが歌っているのを見て感動し、「アイドルになれば、大嫌いな自分を少しは好きになれるかもしれない」と、283プロダクションのオーディションを受けることにした。
イルミネーション黎明期を描いたシャニマスの初シナリオイベント『Light up the illumination』では、クラスメイトの真乃とめぐるのことを「櫻木さん」「八宮さん」と呼び、同年代の仲間との距離感に自信がなく、冷たい印象を与える。これが彼女の不器用さを表している。
シナリオイベント『くもりガラスの銀曜日』(2020.5.31~)で、真乃やめぐるとの親交を深めていく過程を振り返る場面では、プロデューサーの前で2人を下の名前で呼ぼうとした後、照れ隠しなのか、慌てて「櫻木さん」「八宮さん」と呼び方を変えている。下の名前で呼ぶようになってからも、他のユニットの先輩には敬語や「さん」を使う。
例外は甘奈と西城樹里(2人とも1歳年上)で、彼女は下の名前で呼んでいる。公式コミカライズ第2巻の特典ドラマCDで田中摩美々・甘奈・樹里と一緒になったとき、樹里から「さん付け呼びは止めてくれ。敬語も使わなくていい」と言われたからだ。一緒にいた甘奈も「樹里ちゃんだけずるい」とフォローしていた。
智代子のことを「智代子さん」と呼びながら、まるで友人のように話していることもホーム画面の会話から明らかだ。
通い妻?


前述の通り、小学生の頃から料理に親しみ、栄養バランスを考えて献立を決めるのが得意。多忙なプロデューサーのコンビニ弁当依存を憂い、プロデュースSR【手作りの心遣い】のトゥルーエンドで、恋鐘の時と同じく手作りのお弁当をプレゼントする。このお弁当のプレゼントは、限定プロデュースSSR[涼]でも続いている。
灯織に関する小ネタ
通称「助まめ」。
比較的メンタルが弱いためか、ことあるごとに真乃やめぐるに助けを求める。つまり、灯織のメンタルの弱さと2人への信頼を一言で表している。しかし、彼女自身はそれを公式に口にしたことはない(たとえば前述の4コマ漫画第53話では、「真乃…めぐる…」と言っている。
開運フォーム
4コマ漫画第53話「重装備」より。
オーディション前に緊張のあまり、真乃とめぐるからもらったお守りアイテムを装備していた。…… どう見てもイケメン冒険者にしか見えない仕上がりだ。
しかも、原作放送と同日に漫画が発売された。
うさぎさん・カメさん
サポートSSR【風野署長の一日勤務回想録】で描かれたサポートイベントに登場した、灯織考案のオリジナルキャラクター。子どもたちにスマホ運転の危険性を伝えるために制作された紙芝居。
・自転車に乗ったウサギがカメからの電話に夢中になる。
・うっかり歩行者にぶつかってしまうが、歩行者はカメだった。キキー!ドン!
・悔し涙を流しながら、ウサギは急いで救急車を呼ぶ。
話が重すぎる。しかし、「『ウサギとカメ』を子どもの題材に選んだ素直な視点」と「重い話を不思議な声色で朗読する灯織のひたむきな感性」のミスマッチがいつのまにか生まれ、それが逆転して彼女の代表作となった。
このエピソードを取り上げた4コマ「交通安全紙芝居」の第79話では、「あの時、電話に出ていなかったら……。には、こう書かれている。
「あのとき電話に出ていなければ」とうさぎさんは自らを責め続け、やがて酒とギャンブルに溺れ、孤立してしまう。
この話には「電話に出なければよかった」というブラックなオチがある。
その過程で 「灯織のうさぎとカメ」とも言うべきキャラクターが誕生し、【落下予測地点】や【インビジブルタイム】のお祭りアイドルイラストで着ぐるみや使い魔として描かれている。
担当声優:近藤玲奈
活動・人物
小学5年生の時にファッションモデルとして芸能活動を開始。ファッション雑誌『ラブベリー』の専属モデルを務めた。
中学生の時に『ひぐらしのなく頃に』を観て声優を志し、2015年から声優活動を開始。2018年にはTVアニメ『スロウスタート』で一之瀬花名役を演じ、2021年にはコロムビアよりソロアーティストデビューが発表された。アーティスト活動に関連して、Twitterも公式化。
デビューCD発売前の2021年1月30日、ソロアーティストとして初のライブ「近藤玲奈 1st LIVE~Listen~」を日本教育会館一ツ橋ホールにて昼夜ともに開催。
2021年4月14日、シングル「桜舞う夜に」でソロデビュー。
特技は暗記。以前は、自宅でも関西弁を使うため、所属事務所のホームページに関西弁が記載されていたが、特技というほどでもないため、現在は削除されている。声優図鑑のインタビューでは、好きな食べ物は「抹茶アイス」と答えている。好きなアニメとして『プリキュア』シリーズと『美少女戦士セーラームーン』を挙げている。
愛称の「れいれい」は、『ぽにきゃんぜん部!』での愛称をもじったものであり、ニコニコ生放送の視聴者アンケートで選ばれた。
2021年に高校生になった妹がいる。
ディズニー、特にグーフィーが好き。