樋口円香の特徴は?クールでシニカルな高校2年生、涼しげな目元と泣きぼくろが特徴


概要

ねえ、円香ちゃんのキャラクターって、クールでシニカルな感じがするよね。
そうだよね!高校2年生でクールな瞳と泣き顔が特徴らしいよ。私服は黒と赤、ユニットの時は黄色の「ビヨンドザブルースカイ」を着るって聞いたよ。


うん、それだけじゃなくて、仲間内では毒舌コメンテーター的な役割も果たすんだって。でも実は根は真面目で誠実なんだってさ。
へえ、クールに見えるけど、根は真面目なんだ。そのためか、周りの期待に応えられないことを恐れるっていうのもあるんだって。


そっか、じゃあクールな態度と根は真面目っていうギャップがあるんだね。それに、noctchillメンバーなど身内に危害を加えそうな人には意外と攻撃的だってさ。
そうなんだ、実は意外と情熱的なところもあるんだね。でも心の奥底では自己評価が低くて、他者への劣等感を抱いてるってのが、ちょっと切ないよね。

『アイドルマスターシャイニーカラーズ』に登場するアイドルの1人。283プロに所属し、浅倉透・福丸小糸・市川雛菜と共に4人組アイドルユニット「noctchill」を組む。
パーソナルカラーは最初こそユニットカラーであるウルトラマリンだったが、時系列と共にピンクに変化している。
人物
樋口円香は、クールでシニカルな高校2年生。クールな瞳と泣き顔が特徴。前髪を後ろでピンで留め、私服は黒と赤、「ビヨンドザブルースカイ」を着るときは黄色。
透と小糸とは幼稚園から、雛菜とは小学校からの付き合い。
クールで何事にも無関心、常に明朗な態度を崩さない。その冷徹さから、仲間内では毒舌コメンテーター的な役割を果たすことも多い。
しかし、斜に構えた態度とは裏腹に根は真面目で誠実であり、その誠実さゆえに他人の期待や言葉を無視することができない。実際、周囲の期待に応えられないことを恐れることもある。
その一方で、第三者、特にnoctchillメンバーなど身内に危害を加えそうな人物に対しては警戒心と攻撃性を持ち、意外と情熱的。
クールな外見とは裏腹に、心の奥底では極端に自己評価が低く、常に他者への劣等感を抱いており、他人は自分より良い扱いを受けるべきだと考えている。利他的な劣等感を抱いており、他人は自分より正当に扱われるべきだと常に考えている。
そんな繊細な自分を守るためか、無意識のうちに予防線を張り、何事にも斜に構えた態度をとり、誰にも本心を見せない癖がある。
そのため、自分の一線を平気で踏み越える人や、(自分はそれに応えられないという思い込みから)自分に大きな期待をかける人を苦手とする。
対外的には様々なペルソナを使い分ける器用な社交性を持つが、自分より優れた人に憧れる反面、(無意識に)嫉妬して足を引っ張ろうとする甘えん坊でもあり、表には出さないが本質的にはエゴイストである。
報酬サポートSSR【游魚】、報酬プロデュースSR【ダウト】によると、虫が苦手で、普段の平静を保つのが難しいらしい。
悲鳴は上げないものの、引きつった小さな声のせいで身動きが取れず、普段は庇護対象である小糸になんとかしてもらうレベル。テントウムシを含む昆虫全般が苦手。
アイドルとして
透がスカウトされアイドルとして活動を始めると、283プロが芸能事務所として不審な点がないか調査にやってくる。透を謎めいた芸能界に引き込んだプロデューサーを警戒した彼女は、初対面でも事務所に入らず、近くの喫茶店に行く。喩えるなら、彼女は283プロで最も慎重なアイドルで、タッチボイスの第2段階を解放するために必要な信頼度は最も高い。
アイドルの可能性を見出したプロデューサーの後押しもあり、円香は半ば強引に徹と同じユニットでのアイドルデビューを決意する。
彼女の動機は「プロデューサーや事務所が何かやらかさないか監視するため」で、デビューまでの経緯を見ても、アイドル活動への熱意は薄く、「ある程度できれば十分」という冷めたスタンスを隠そうともしない。
W.I.N.G.やG.R.A.D.とのシナリオを進めていくうちに、彼女なりの信頼関係が見えてくる。決勝前の緊張の中、プロデューサーから「落ち着く所にいていい」と言われた彼女は、プロデューサーの前で「ここでいい」と言った。
「だいたいのことができる」「必要な努力はしますがなんとなくでもだいたいできる」と自分で言うほど、すべてにおいてポテンシャルが高く、業界関係者からも「残酷ですね、才能は」と他のアイドルと比較されるほど。
しかし、そう言いながらも真面目な一面もあり、期待を真摯に受け止め、誰も見ていないところでは一人で練習に励む。
天塵では、4人のノクチルと一緒にいるときは息切れを隠して平静を装っているが、レッスン室を出たとたんに息を切らすなど。誰の前でも「弱い自分」を見せることを極端に嫌い、いつも気丈に振る舞っている。
つかみどころのない透、内気で引っ込み思案な小糸、独特の価値観で生きる雛菜のユニットメンバー3人は、習い事や仕事に必要な準備を怠らず、その場で話し合いの矢面に立つなど、幼なじみを守るためなら手段を選ばない。
しかし、常識人を装いつつも、街頭インタビューや深夜の学校でサッカーボールを蹴りながら登場するなど、幼なじみを怒らせがちで、実質的にストッパー役を演じることはあまりない。そのため、最後のストッパー役は真面目な小糸に譲りがちだ。
地味なキャラクターながら、衣装コメントの様子が面白いと話題になることも多い。
登場直後の2020年7月に実装された水着衣装【リフレッシュサマー】に書かれた「もぎたて♡にーちゅ」という謎のフレーズは多くのプロデューサーを騒然とさせ、「シャニマス流行語大賞2020」にノミネートされた……が、奇しくも大賞は幼なじみに。
2021年4月に追加された新衣装【ユナイトバースプラネタリ】も「夜空にコンペイト☆キス」と味のあるコメントを残している。
「私……泣きませんので」
Landing Point編では、アイドルとしての成長を通して、自分を縛っていた「劣等感」の殻を少しずつ破り始め、「誰のためでもなく、自分の情熱を歌に放つ」ワイルドなアーティストへと成長しつつある。
人間関係
ノクティル
朝倉徹。
隣に住む同い年の幼なじみ。幼稚園からの幼なじみ。
徹の部屋で一緒に過ごしたり、朝倉の家で食事をしたりすることが多い。どこか抜けている徹によく付きまとう。その一方で、一緒にいたずらをすることも多い。
ふだんは「朝倉」「樋口」と下の名前で呼び合っているが、内心では「徹」と呼び合っている。
円華にとって透は親友であると同時に憧れの存在であり、自分の価値を証明し、劣等感の殻を破る存在でもある。
彼女は徹が偉大であると確信しており、どこまでも彼に偉大であってほしいと思っている。その偉大さが自分の隣にいるという事実が、自分自身の価値を肯定し、高めてくれると(無意識のうちに)信じている。
しかし同時に、自分は徹ほど偉大ではないという劣等感も強く持っている。それゆえ、モノローグで「徹にできて私にできないことはない」と語るように、偉大な徹と同じ高さに立とうと努力する一方で、徹の欠点も常に意識し、徹に自分と同じ高さに立ってもらいたい(あるいは自分の低いところに引きずり下ろしたい)という身勝手で矛盾した願望を抱いている。
結局のところ、円香は徹に依存するあまり、徹と一緒になって一つになりたいとさえ思っているのだが、同時に(彼女自身の冷静な面では)それを否定しており、非常に複雑な心境である。
一方、徹も『樋口には俺のことをわかってほしい』と円華を半ば自分のことのように信頼しているが、その気持ちには温度差があるようだ。
僕以外はみんな彼女に見惚れていた』。
わかってるよ、朝倉透を知ってるのは俺だけだって』。
福丸小糸。
ひとつ年下の後輩で、幼稚園からの幼なじみ。中学時代は別々の学校に通っていた。一生懸命な恋斗をからかうが、何かと気にかけ、よくお菓子をくれる。円華の庇護者であり、ある意味妹。
その一方で、課題に励む小糸にフライドポテトを口いっぱいに頬張らせて困らせたり、ふざけて無茶をさせたりもする。
3周年後のタイトル画面に使用された3周年記念イラストでは、円華が後ろから小糸の肩をプイッと掴んで注目を集めた。
小糸、ちゃんとやってるじゃん」。
…… 何が5・4・3だ……。
市川ひな。
ひとつ年下の小学校からの幼なじみ。市川ひななは "ひななちゃん "と呼ばれている。"ひななちゃん "は "ひなちゃん "と呼ばれる。徹に依存しがちな円華や小糸と違い、自分なりの価値観を持って行動しているので、ノクティルの中ではある意味徹と対等な立場である。円華はそれを自覚しているとも取れる。
しかし、円華が特別な事情のあるプロデューサー以外には比較的丁寧に接するのに対し、比奈が幼馴染やプロデューサー以外には一線を引いて壁のように話し、素の自分をさらけ出し、憎まれ口を叩き合うのは、小学生からの付き合いで築かれた信頼関係なのかもしれない。小学校からの付き合いで築かれた信頼関係なのかもしれない。
もう少し静かに話しませんか』。
ヒナの視野が狭くても、別に気にならないんです』。
283 プロ
プロデューサー。
円華が苦手とする人を信頼し期待し、他人が決めた予防線を平気で踏み越える攻撃的で鈍感な性格で、円華の天敵。
出会いが最初から敵対的だっただけに、彼女の対応は極めて辛辣だ。
言葉遣いは丁寧だが事務的で冷たく、「オールドタイプさん」「馬車馬さん」など、ウィットに富んだボキャブラリー豊富な蔑称でプロデューサーを愚弄するのが常であり、メインシナリオやモーニングコミュではプライベートや内心を見せることを嫌う。
プロデューサーとは一見、水と油のようだが、真面目で誠実な振る舞いと、情熱的な性格からくる「青臭さ」に共通点を見出しているようだ。
彼女はプロデューサーの人柄を否定しているわけではない(むしろ好感が持てる魅力的な人物だと評している)が、理想主義的で完璧だと(主観的に)解釈する彼の自己評価の低さから、最低の人間だとも評している。彼はまた、彼女にとって(主観的に)理想的で完璧で優しい人間として描かれている。
そのためか、彼女は彼に対して、嫉妬、羨望、憧れ、同族嫌悪が入り混じった非常に複雑な感情を抱いている。
彼を完璧な人間だと解釈する一方で、彼を自分のレベルに引きずり下ろしたいという暗い感情も抱いている。プロデューサーが失態を犯したり、こっそり抜け出したり、隙を見せると、安心感からか(彼が自分と同一人物であることを確認した)彼女の態度はやや軟化し、普段は見せないような好意的な態度を見せることもある。普段は見せない好意的な態度を示すこともある。
プロデューサーと一定の信頼関係を築いた後も、彼女の厳しい態度は変わらないが、上記のような攻撃的な態度を他人に見せることはなく(普段は悪感情を隠しているため)、彼女の厳しい態度は、彼女からプロデューサーへの一種の信頼(彼女自身の甘えの態度)の表れである。彼女の厳しい態度は、彼女からプロデューサーへの一種の信頼(彼女自身の甘えた態度)の表れと見ることができる。
プロデューサーも初対面の頃は彼女の攻撃性に圧倒され、時には感情的になって彼女を挑発したり揚げ足を取ったりしていたが、【メアリー】の頃にはお互いに嫌味を言い合える関係になっていた。
その他
七草はづき、有栖川夏葉、桑山千雪、三峰結華、黛裕子といった年長者に対しては礼儀正しい。小宮果穂や園田千代子に対しては一見無防備。
サポートSSR[咲夜]では第三者との交流が描かれており、クールで憂いを帯びた佇まいから最初は近寄りがたい印象を受けるが、話してみると穏やかで礼儀正しく、話しかけやすい距離感を保ちながら相手を見る目が垣間見える。特に年上の夏帆は、年の差を気にせず「ご馳走してあげようか」と声をかけ、その後も笑顔で接するなど、好感度は高いようだ。コミュ力のある風野灯織や大崎甜花に話題を振って会話を成立させるなど、コミュニケーション能力も高い。
しかし、親しい人には見せる人見知りや頑固さを見せないのも、彼女の個性だ。
落ち着いた雰囲気の湯屋霧子や森野理世、自然体で接してくれる西條樹里や八宮めぐるとは問題ないが、距離感が近く、プロデューサーとの共通点を感じているのか、よく褒めてくれる白瀬咲耶とは関係が悪いようだ。