西城樹里の特徴は?ボーイッシュでクール、不良のような着こなし、口調もやや乱暴と、少しとっつきにくい印象を与えるものの、素直になれないだけで根はピュアなバッドガール


概要


『アイドルマスターシャイニーカラーズ』に登場するアイドルの1人。283プロに所属し、小宮果穂・園田智代子・杜野凛世・有栖川夏葉と共に5人組アイドルユニット「放課後クライマックスガールズ」を組む。ユニット内でのイメージカラーは黄。
人物


ボーイッシュでクールな不良っぽい服装や、ちょっと乱暴な口調から、ちょっと近寄りがたい印象を受けるが、根は素直になれない純粋な不良少女。
W.I.N.G.編でスカウトされた際には、プロデューサーの正気を疑うほど戸惑いながらも、アイドルの世界に足を踏み入れていく。スカウトを引き受けた理由について、彼女はプロデュースコミュ『いちばん最初の気持ち』の中で、プロデューサーに「あの頃はさ、なんでもいいから新しいことに挑戦したくて……とにかく、そういう衝動があってさ」と打ち明ける。
現在は283プロの女子寮で、同じ放クラメンバーの凛世、月岡恋鐘、白瀬咲耶、桑山千雪と暮らしている。果穂の報酬サポートSR【ホーカゴ・ア・ゴーゴー!】によると、高校への通学は自転車とのことなので、通学時間を考慮して入寮したのかもしれない。
西條樹里のアイドル活動に対する姿勢は、自分の中で形成されたステレオタイプな「アイドルらしさ」とはかけ離れた「アイドルらしさ」を押し出す方針に疑問を投げかけ、彼女なりに真面目で真剣だ。徐々に高まるファンの声援に応えるかのように、ステージでの態度も熱を帯びていく。
その一方で、仕事の成功を自慢するのではなく、まずは同僚や関係者、ファンへの感謝の気持ちを伝えるなど、謙虚な姿勢も目立ち、その第一印象とのギャップに心を打たれるプロデューサーも多い。
西城より3歳年上の、負けず嫌いで自信家の夏葉は、何をするにもライバルだが、二人ともまっすぐな心を持ち、少年漫画のような友情で結ばれている。
性格


プロデュースSSR【秋陽のスケッチ】としてラジオにゲスト出演した際、パーソナリティから「SNSでも放クラの常識枠って言われてるよ」と絶賛された。例を挙げよう。
・果穂が大人っぽい服に興味を示すと、一人で店に行って商品をチェックする。
・口下手な凛世と発声練習をしながら「静かなのも悪くない」が口癖。
・智代子のサポートSR【迷走チョコロード】では、智代子の「個性探し」に自然と巻き込まれ、道を見失いかけた智代子にかなりまともなアドバイスをする。
・夏葉のサポートSR【虹待ちレインドロップ】のコミュ全容
などがある。もちろんこれだけではなく、挙げればキリがない。そんな仲間思いの行動の結果、果穂からのメダルは「優しい一等賞」だった(4コマ漫画第62話「金メダル」)。
プロデュースSSR【曲がり角のランウェイ】によれば、プロデューサー曰く「樹里が優しいのは色んな経験をしてるからなんだろうな」。
プロデュースSSR【I・OWE・U】では、「電車やバスでお年寄りの荷物を持ったり、席を譲ったりするのは当たり前じゃないですか?」と言っていた。
SNSの活用にも積極的なアイドルたちの中にあって、「アカウント」という言葉を知らなかったり、「設定のいじり方がわからない」という理由でスマホをプロデューサーに渡して設定を変えてもらったり、「野球のチケットの取り方がわからない」(樹里の声優の永井真里子もそうだった(内輪ネタ?))など、 機械音痴で無防備、どこか子供っぽい一面もある。
兄とともに幼い頃から特撮ヒーローに親しんでいたためか、最年少メンバーの果穂がヒーローの話をすると反応し、親しみを込めて「樹里ちゃん」と呼ぶことが多い(第19話「素直になれない」参照)。
しかし、他のメンバーが「夏葉さん」「ちょこ先輩」「凛世さん」、越境シナリオイベントでは他ユニットの先輩を「さん」付けで呼ぶなど、「樹里だけ同類に見られている」というのは完全にネタと化していた。
しかし、illumination STARSの風野灯織と八宮めぐるは1つ年下なのに樹里を下の名前で呼びすて、同じく1つ年下の櫻木真乃と中学2年生の芹沢あさひも樹里を下の名前で呼ぶ。
公式コミック第2巻に収録されているドラマCDの灯織、田中摩美々、大崎甘奈との対談では、樹里本人が年下の灯織に「さん付けで呼ぶのは止めてくれ。敬語も使わなくていい」と頼んだためである。
このことは、樹里自身が「さん」付けで呼ばれることを嫌っていることを示唆している。2023年現在、樹里を「さん」付けで呼ぶのは、凛世、大崎甜花(西城さん)の2人だけである。逆に、樹里が「さん」付けで呼ぶのは、千雪、七草はづき、緋田美琴だけである。
王子様系
咲耶、浅倉透とともに283プロのプリンスガールの一人。
イベント報酬SRプロデュース【夏服にWIND YOU!】では少女革命ウテナばりのステージ衣装で凛とした姿を披露した。
(【I・OWE・U】ではスーツ姿の男性に扮し、ビルの屋上から拳銃を片手にヘリに立ち向かい、シティーハンターの主人公のようにクールな女の子らしさで智代子をときめかせている。)
バスケを断念した理由
彼女はバスケットボールの話題になると、わざと言及を避け、今のところバスケットボールをやめた理由を明言していない。いずれにせよ、中学2年生でバスケをやめたようだ。
見た目とは裏腹の高い女子力
シャニマスの特徴のひとつは、ゲームをプレイしたときの第一印象とはまったく違うキャラクターが登場することだ。
樹里も例外ではない。前述したように、ヤンキーのようなラフな服装と男口調だが、想像以上に常識人である。
料理も得意で、その腕前は恋鐘をはじめとする283プロの数あるアイドルの中でも引けを取らない。夏葉が283プロの女子寮で樹里の部屋に泊まった際、朝食作りを担当し、味噌汁の味を絶賛されたり(4コマ漫画「毎日飲みたい」165話参照)、限定プロデュースのSSR【誰が為シンパシー】では、おせち料理を美しく盛り付ける様子を披露している。
同学年の智代子に勉強を教えるほど勉強もできる。
前述したように機械音痴な彼女だが、Landing Point編では教えられるとすぐにパソコンを使えるようになっていた。
担当声優:永井真里子
経歴
東京声優・国際声優アカデミー卒業。
スクール・デュオ第16期生。
『コンビニカレシ』三島秋吉役で初の主役。
人物
趣味・特技は絶対音感、落ちたコインの種類を音で判別できること、ソフトボール、史跡巡り、ギター、音楽ゲーム。
横浜DeNAベイスターズのファンである。
日産スカイラインGT-Rの愛好家であり、BCNR33型とBNR34型をそれぞれ所有している。